人間誰しも、成功したいもの。
ならばその成功とは何ぞやと。
Cambridge Dictionaryはsuccessとはthe fact of achieving
something good that you have been trying to doと定義して
います。
この定義のgoodが自己満足で言うところの「これはいいこと」
なのか、それとも世間が認めるところの「これはいいこと」な
のか定かではありませんが、自らが達成したと思えばgoodと
とれないことはありません。
極端な話、ある人が万人受けして人気が出た。それで有名にな
ってお金持ちになった――人はよくこれを成功者と呼ぶようで
す。
もし成功者がそうした薄っぺらい、皮相的な人物を言うならば、
私は成功者になることに興味はありません。私は敢えて、“価値
のある人間”を目指そうと思います。
万人受けしないかもしれない。しかしその貴重さ故に、また唯一
無二であるが故に希少価値が生まれ、隣人を、社会を、また世界
を変革する原動力となり得るかもしれない――そんな“価値のあ
る人間”に私は魅力を感じます。
アルベルト・アインシュタインの名言――
Try not to become a man of success but rather to become
a man of value.（成功者になろうとするのではなく、価値
ある人間になることだ）
有名になった、お金持ちになったで終焉を迎える人間では
なく、世の中に、永遠に問いかける命題を発掘するような、
そんな価値のある人間になりたいものです。
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末筆ながら、先般出版のお誘いをいただいた会社の方へ、
この場を借りてお返事しておこうと思います。
申し訳ありませんが、今のところ一過性の成功には興味が
ないので、丁重にお断りさせていただきます。
台風が過ぎ去った後の、濁った小川の底に光る砂金の如く
自らを例えらるようになったら、改めてご相談させていた
だこうと思っています。
今日も素敵な一日を。
Frank Yoshida
Power Blogger for
Cosmopolitan Development
