2016年10月5日水曜日

賢者とは

こんにちは、国際人養成ブロガーのFrankです。

 
昔は何かを学ぶとき、その分野の専門家の本を読んだり、
講演を聴いたりしたものです。
 

最近ではオンライ上で学習することも可能になったため、
わざわざ本屋さんに本を買いに行ったり講演会場に足を運
ぶ必要がなくなりました。便利になりました。


只、便利さと学びの深さは必ずしも正比例しているわけで
はなく、どれだけ自分に落とし込めるか、吸収できるかは、
本人の度量や器にもよる気がします。

 先日、こんなことがありました。私が教えている英会話学
校のスタッフの方が、私のところに来てこう言ったのです。


「先日は研修ありがとうございました。覚えておられると
思いますが、数年前は別のクラスの受講生として先生の説
明会に参加していたんです。その時は先生が仰っていたビ
ジネスのエッセンスの意味を殆ど把握できていなかったと
思います。今、スタッフになって、社会人として少し経験
を積んで、あの時、先生が仰っていた意味が何となく分か
るようになりました」

 
人は経験を積みながら成長し、他人の苦労や生き方に感情
移入ができるようになる。「感情移入」=「学び」と言っ
いいのかもしれません。


そして自分が成長すればするほど、逆説の真実ではないで
すが、今度は学びができていない人からもっと学べる心の
広さと洞察力が身に付くと。

 
マルクス・ポルキウス・カト・ケンソリウスの名言――
Wise men learn more from fools than fools from wise men.
(愚者が賢者から学ぶより多くのことを、賢者は愚者から
学ぶ)

 
学びの段階で愚痴を言っている人がどの程度か、察知がつ
ますよね。


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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


Frank Yoshida
Power Blogger for
Cosmopolitan Development


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